著者:秋尾沙戸子
発行日:2024/1/28
ISBN978-4-418
アマゾンにおすすめされて、表紙だけ見て買った本。京都に住んで、着物道楽を楽しんでいる方の、一年間何を着たかというレポート。その日になぜその着物と帯を選んだのか、著者の言葉でいうと「纏った」のか、細かく場面とお気持ちを綴られておられます。そこかしこに、そこはかとなく散りばめられた蘊蓄には、へェーと関心したけれど、なんだかな〜。この本を書くための京都移住なのかな、本ありきの着物纏いなのかなと勘繰ってしまうわざとらしさと時々出でくる怪しい人物たちがちょっと気になりました。
この本の中で、裏千家のお家元が5月でも単衣で良いと(昨年)宣言されたと書かれていました。浜松のような地方まで、そして末端のお弟子さんたちまで津々浦々その宣言が行き渡っているのかな?と心配になりました。著者も書かれていたけど、6〜9月まで絽で良い宣言が欲しいというのは、半分共感します。そうなると、4月も10月も単衣にしてくれとなって、それはそれで良いのですが、袷を着ている人が逆に浮いたりして混乱しそうです。

