著者:牧野富太郎
発行日:2023/4/15(原本は1940/9/29)
ISBN978-4-9912993-1-5
NHK朝ドラ「らんまん」を見て存在を知った本です。着物の柄に植物のモチーフはめちゃくちゃ多いし、なんで、こんなに植物柄が多いのか?改めて不思議に思うのですが、着物の柄を納品書や、お預かり書に書くときになんの花なのか、なんの草木なのかわからない場合がちょくちょくあります。仕事を始めたときに言われたのは、わからんかったら「唐花」にしておけ。だったのですが、唐花とは大陸のお花で日本にないとか、想像上の植物だということなのですが、下絵職人さんというのは絵をすごく勉強されて写生もたくさんしてきた方で、そんな人たちが適当な花を描くだろうか?花と葉っぱがちぐはぐなものを描くだろうか?と思って、わからない花があったら、この本をペラペラめくって花や葉の特徴を照らしあわせて、花の名前を調べていくと、結構見つかるものです。ただ、何故この素材の着物にこの花を選んだんだろうというような事もしばしば。とくに古いもの、大量に着物が作られていた時代のものにはそんなのがあります。

