鏡像異性体

最近、奇妙な現象に立て続けに遭遇しました。
お客様にお納めしたお着物(付下)、お召しになったときのお写真を見せて頂いたのですが、どこかおかしい。おかしいところは、右左逆!いわゆる左前。付下なので、胸の柄も前身頃の柄もしっかり出ているので、右左を間違えて着て(着せられて)しまったという事ではない。というのは明らかですし、自撮りしても、そうなることはなく、鏡に写ったところを撮影されたわけでもないので、スマホで何らかの操作をした時にこうなってしまったのか、あるいは、メールかLINEの送信中の事故なのか、理由は判らず仕舞でした。

そんなおり、yahooニュースを見ていたら、猪瀬直樹さんの結婚発表の記事が出ていて、お相手の女性の着物がなんと、これまた右左逆!この着物が小紋なのか、総柄の訪問着なのか判然としなかったのと、並んでいる猪瀬さんの背広のボタンが止めてなく、画像も鮮明でないので、確実なことはわかりませんが、まさか、公の場でそのような着付に誰も気づかないこともないので、これも、画像データ事故なのではないかと思われます。

ときどき、テレビや折込広告の着物のイラストで、左右逆になっているところを発見すると、知らない人が描いているな〜と嗤いますが、リアル写真で見ると、ビックリしちゃいます。フィルムプリントの時代は写真屋さんがネガを逆にセットして、左前になっちゃった事がありましたが、デジタルの時代にも、意外な落とし穴があるものですね。お気をつけください。写真はワザと「逆に」締めた帯〆です。こっちが正しいという方もいらっしゃるようですが、京濱は、こっち派ではありません。

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