
大谷選手が活躍しております。彼の出番をショータイムというそうですが、彼はまさにショーマン。でも、私が言いたいのは同じショーマンでも、小満です。二十四節気のひとつ。太陽黄経が60度になったとき、それは昨日の深夜でした。で、小満を過ぎたころから、春繭になるためのお蚕さんが、桑の葉をワシワシと元気よく食べ始めると言われております。養蚕農家さんは忙しさの真っ只中にあることでしょう。絹生産は農業です。休みなく桑の葉を食べるお蚕さんのために桑の葉の収穫やら蚕の周りのお掃除など、きつく、きたなく、くさい作業が続きます。そんな重労働のおかげで、我々が涼しい顔をして着物を着ているわけで、養蚕農家の方には感謝しかありません。今日は上弦の月、来週の火曜日の満月に向けて、月が満ちていき、お蚕さんも丸々と大きくなっていくことでしょう。空に丸々のお月様、その下で雨音のように聞こえるというお蚕さんが葉っぱを食べる音。思い浮かべるだけで、平和な気分になりますねえ。
呉服は絹が無ければ始まりませんが、日本の養蚕は「風前の灯」状態。そのお話は後日したいと思いす。ショーショーマン、少々待ってくださいませ。
