奈良時代、文化的には天平時代というようですが、着物の文様にも天平文様というのがあります。正倉院展で見られる御物にも天平文様が多く、シルクロードを通って伝わったペルシャの文様や仏教文化と共に入ってきた文様なのですが、大陸から渡ってきた、そのまんまを取り入れいるので、大陸のおおらかで、ゆったりとした感じや、あっけらかんとした明るさだったり、自然のダイナミズムを感じるようであったりします。
まだ、日本文化が日本らしさというものが定まっていない頃、といっても、日本らしさってなんなのか、いつから定まったのか?まだ定まってないのかは、わかりませんが、この時代がベースになって日本独自の文様が誕生してきたのかな?と思います
京濱も、帯や着物で、この天平文様を使うこともございます。シルクロードの直輸入柄なので日本的であり異国情緒もあり、日本の一番古い文様なのにモダンな印象を与えるというのが面白いですね。
