オボントンボ


先日、浜松市内で日本最高タイの41.1°Cを記録しました
京都の問屋さんからは「おめでとうございます」と
連絡をいただきました。

なんで、あと0.1°Cがんばらんかった?
と残念がった浜松市民は少なからず
いたと思います。私のように。

その日も、40°C超えの前日も
お客様は朝から夕方まで
バラバラとお越しいただき

エアコンの効いた店内にいた私どもは
その暑さをじっくり実感できたわけではなのですが
外は風もあり、どこが41°C?と思うくらいでした

浜松ではフェーン現象なんて
滅多にない現象ですし
真夏の珍事です

その次の次の日、
市内の佐鳴湖を
ジョギングしたら、

大きなトンボが
たくさん飛んでいました
気づけば、セミの音も聞かなくなりました

お盆が過ぎて、
着実に秋が来ているのでしょうか?
それとも、来年は、セミもトンボも
活動を送らせてくるのでしょうか?

まだまだ、麻の襦袢と麻の着物を
着ては洗い、着ては洗いの日々ですが
コーディネートは晩夏らしく
少し濃いめにシフトしている今日このごろでございます

上質は細部に宿る

発芽玄米ごはんにハマっています
発芽玄米は、玄米を水に付けて
発芽させてから炊きます

芽のでた米粒が
鳥のくちばしのだったり
ミジンコに見えたりしますが

お米の一粒一粒に
表情があって
食べるのが楽しいです

これは、絣のひとつひとつが
星形または風車になっている
大島紬の中でも、
ホンモノ的存在である
一元(ヒトモト)の9マルキ
みたいな感動があります

玄米が発芽すると
栄養分が増えて
いわば、上質になるわけですが

大島紬にしても
京友禅の糊糸目にしても
細部まで作りこまれたものには
遠目にみて、細部が見えなくても
上質感と深みが感じられるというのは
京濱がよく申し上げている事ですが

いろんなことに共通している
真理かもしれません

秋?の夜長に村上春樹

立秋を迎えました。
毎年この時期になると
昼間はうだる暑さなのに
夜は過ごしやすくなり
風に「秋」が混ざってるな
と思うのでありますが

今年は、ついこの前に
梅雨が明けたばかり
うだる暑さも、熱帯夜も
あまりないまま
(これからかも)

それでも、
夜は窓を明けておけば
風が心地よい今日この頃
であります
(少なくとも我が家は)

新しく手に入れた
綿麻の着物が、
えげつなくシワになるけれど
張りがあって気持ちよく
小千谷縮よりも
ヘビーローテーションで
なおかつ、透けにくいので
秋分過ぎまで酷使しそうです

世の中はコロナの嵐で
まるで小説よりも奇なりな
状況になっていて
政治に至っては筒井康隆の
世界のようなドタバタ

こんな秋の夜長には
メタファーと不思議が満載の
村上春樹の世界が
妙にはまります

現実離れしたような現実と
ありそうもない小説の世界が
ごっちゃになって
ある種の開放感があります
タイミングよく新刊
が出たことに感謝。