
キモノを始めると、
またはキモノをやってみようと思った時
誰もが普通に思う疑問の数々
今はインターネットでなんでも調べられるけれど
判ったような
ますます解らなくなったような謎を
ネットや実際の取材をもとに
解き明かしていくというエッセイ
「着物の国のはてな」
呉服屋としての駆け出しの頃、
まだインターネットというよりパソコン通信
と呼ばれていたけど
パソコン通信やら買い漁った本やらから
同じような疑問を消化していった
昔を思い出しつつ
昨今の着物事情なるものが
よく調べられていて
面白かったです
ただ、
この作者は呉服業界を胡散臭い
金儲け至上主義業界という
レッテルを貼ってみているようで
確かに、そう思われても仕方のない悪行が
とあるチェーン店などで横行していた
というか、
今もどこかでやらかしているんだろうけど
そんな人たちに言いたい
お前ら出て行け〜
そんなこんなで、
奥深き謎が多いイメージがありますが
それは、奥深き闇ではなく、
味わい深き美意識と全身と心で体感する
至福の世界であります。が、
着物ワールドに古着から入られた著者だけに
古着界隈での心地よさで満足されているのが
少々、もったいない感じがします
着物ワールドはもっと広い。
もっとも、本の帯で
化繊の着物ばっかり着ている
春風亭昇太さんが絶賛してるだけに
価値観の立ち位置がそっち方面なのかなと、、。
とはいえ、これを読んで、
もっと気軽に着てみようと
思っていただけるかもしれません。
京濱に置いてありますのでどうぞ。
