早くも夏物

12月にしてはあたたかいです
先月末頃に冷え込んで
その頃ようやく着物も襦袢も袷
がちょうど良い感じになりましたが
その後再び、あたたかくなり
襦袢を単衣に戻したりして
の、今日この頃です

コロナで世界の経済活動が縮小しても
温暖化の進行は衰えないのか?
来年の夏はもっと暑いのかな?
と思いつつ、早くも夏物着物の
新作発注会へ行きました

夏の主役は、やはり麻です
今年も人気の高かった小千谷の麻製品を
注文してまいりました
夏も快適で楽しい着物ライフを
お楽しみに、、。

写真は京の町屋で、中庭を見ながらのランチです
ソーシャルディスタンスが広く、まったりできる空間でした。

京都出張は自家用車移動の日帰りで
公共交通機関は使わずに
会食なしで、
少人数、小声、短時間の打ち合わせ等
感染予防に努めております

人間ナンチャラ


人間国宝というと、工芸の世界では
独自の世界観を切り開いた超絶技巧の職人
というイメージがあります
と、同時になんとなく胡散臭い感じもします

ひと昔前、とある人間○宝の方の帯の展示会で
どこがすごいのか、よくわからないと思って見ていました
きっと自分が未熟ものだったんだろうけれど
それにしても作品の数が多かった

そんな時、業界の人が言うのに
あれはパートのおばちゃんが作っているんだ
なんてウソみたいな話を聞いて
なんじゃあそりゃ〜と
ビックリするよりも先に思ったことは

そうだよな〜
あれだけの量をコツコツ一人でやれるとは思えんしな〜
日本の産業はパートのおばちゃんで
支えられているんだなあと、、
実際その話の真偽は不明ですが
人間○宝になるには、

それなりの袖丈の下?ではなく
各方面への根回しが必要で
かつ認定されれば、大きなビジネスになるから
業界の問屋なり企業のバックアップなんかもあるのかな?

金の匂いのするとこには
企業と官僚の癒着があるなんて
今の行政の縮図みたいなもんを想像するのは
人間マルマルさんに失礼ですね

とはいえ、
ある人間ナントカは実際には自分では作れない
なんて、もっとすごい噂も聞いたりしますと
何が何だかわからなくなります

ある技術に特化した工芸は元々が狭い世界
世襲の技を残さないといけない
なんて伝統技術保存、保護の役割もあるのでしょうか

とある西陣織のレジェンドは人間ナンチャラを
断ったというエピソードもあって
肩書きなど気にしない超絶技巧の職人さんも
たくさんいらっしゃることは確かです

人間ナントカという肩書きで
それだけで良いもんだと、満足してしまうのではなく
ご自分のセンス、美意識でセレクトされるのが第一と思います

と、そんなオトナな事情ありきの色メガネを携えて
人間国宝・森口邦彦展に行ってきました