ガリヤバ

先日、京都に仕入れ出張した帰り、閉店間際のデパ地下で買った長い海苔巻き寿司をパクパクしながら、バビューンと浜松までノンストップで車を運転してきて、降りようとしたときに、膝の上に何か落ちていた。お寿司に添えられていたガリでした。細かなガリが数コ散らばっていました。いつもは手拭いを膝の上に広げて食べるのに、今回はうっかり、それをしなかったのですが、それが大きな失敗だったとは、その夜は気がつかなかったです。

この秋、初めて袷の着物を来たのですが、襦袢も羽織も単衣だったのに暑かったです。京都から浜松に近づくにつれ、蒲郡あたりから暑さが増したようにも思ました。てなわけで、袷は当分着ないよなー、と次の次の日の朝、着物を畳んでしまおうとしたら、、なんじゃあコリャああ〜。あの、ガリがのっかていた膝のあたりがシミになっていた。シミどころの騒ぎじゃなく、染料が抜けて白くなっているではありませんか!!

ガリは生姜の酢漬けです。酢の主成分である酢酸は強力なシミ抜き剤でもあるわけで、考えてみれば、当然といえば当然の結果で、ガリと気づいた時点で水を固くしぼったタオルで叩き、酢を洗い流すべきではありましたが、運転の後は、出張の片付けもそこそこに、ビールへまっしぐらだったので、全くそこまで頭が回りませんでした。それにしても、小さなガリにここまでのパワーがあったっとは驚きでした。急いで職人さんにお願いして、シミ抜きと、染色補正をしてもらって、ほぼほぼ、判らない位に戻してもらいましたが、ガリ含め、酢を含むものには注意です。最近、食べる機会が増えてきたミカンの酸も注意です。