色彩シャワー

さんざん京都に行っていたのに見逃していた「上野リチ展」をお江戸にて観賞致しました。第二次世界大戦前後に活躍したデザイナーさん。どこかで見たような感じがしたのは、現代にあふれているデザインの源流のほうの人だったからなのでしょう。色彩のもつチカラは人の心を和まします。心が安らかになり、日常で溜まった心の垢が洗い流されていく感覚。暗い美術館の中で優しくライトアップされた作品という展示の設えによるところも多かったのかもしれません。

ウイリアムモリスのデザインを帯に取り入れている作品がありますが、上野リチさんっぽいのも帯にしたら面白そう。著作権的には完全パクリもできるのかもしれないけど、インスパイアされた独自デザインで楽しい柄ができそうです。

日本人男性と結婚して上野になったリチ(フェリーツェ・リックス)さん、ほぼ同世代で同じウィーンで学んだ陶芸家ルーシー・リーさんとは動と静という感じですが、あの時代のオーストリアには、かの独裁者をふくめ何かのパワーがあったのカナ?