蓄冷装置

猛暑・酷暑の今日この頃で、着物はさぞ暑かろうと思われるかもしれませんが、意外とそうでもないのです。手首まである袖でも洋服の長袖とちがって袖口が大きく開いているのでそこから扇子などで風をおくれば脇まで一直線に風を送れます。車の運転席に座ってダッシュボード横の送風口からの風を袖口に通せば極楽至極。

また、麻素材は流石(さすが)とつくづく思うのですが肌に触れてもさらっとしていてベタつかない。麻の襦袢に麻の着物は最強クラスと思うのですが、これに麻の羽織を着ても、暑さはさほど変わりません。

真夏はほとんどの建物でエアコンが効いていますが、建物から出た途端にムッとした暑さに襲われ、あっという間に汗がでるという事があります。でも着物を着ていると、この温度差ショックがありません。着物の中にたっぷりと冷気を蓄冷できるからです。

街中だったら、エアコンの効いた次の建物ま100M位は歩いていけます。着物に溜まった冷気が切れたころに次のエアコンにたどりつき、再び冷気チャージできます。

暑い京都でも、快適に美術館リレーができました。