ママ振袖サポート

お母様やご親戚から譲られた振袖をお召しになる場合の、ご準備をサポートいたします

1、御寸法
まずは、その振袖が、今度お召しになられる方の寸法にあっているかですが、着物は多少、身丈の長いものでしたら、着付けでなんとかなります。裄(ゆき)の長いのは詰める必要がございます。逆に身丈が短い、身幅が狭いといったものは、解いて仕立て直す必要がございます。いずれにしても、どの程度の差なのかは、羽織っていただければわかりますので、お持ち込みください。全部の仕立て直しでも、部分的な直しでも、弊社で承ります。まず、費用をお見積もりいたします。

2、小物コーディネート
帯〆・帯揚などの小物を変えることで現代風にアレンジしたいというご要望は多く、常時、豊富にご用意しております。お母様の時代のしっかりとした作りの振袖には相性の良いタイプを比較的多く揃えております。たとえば、帯〆は、ビーズなどの飾り物がついたものではなく、オーソドックスな平組みのタイプや丸ぐけのタイプ、基本の形ですが、品格があってかつ現代的な色彩で、振袖を生かしつつ、今のものに負けないコーディネートができます。帯〆、帯揚、重衿、半衿の4点を変えていただく場合が多いです。

3、小物コーディネート2
小物は他にもございます。髪飾り、草履、バッグ、ショール(毛皮でない、縮緬ショール)です。どのアイテムもあまり出回らない、品の良いものを取り揃えておりますので、振袖をより引き立てて、オリジナリティのあるコーディネートをご提供いたします。

4、帯
振袖は流行りすたりのない衣装で、その規格そのものは、お母様の時代と大きく変わっておりませんが、裄の長い方が増えておりますので、今の振袖は生地巾が広めにできております。また、帯に関しては、数十年前に比べると若干長くなっております。その理由は、変わり結びのバリエーションが増えて、帯に長さが要求されるようになった事と日本人の体格が良くなった事などがあります。帯が少し短めですと、結んだ帯の大きさが、背丈に対して貧弱にみえてしまうという事もあります。そんな時は、帯を新調される方も多いのですが、帯を新調される際のポイントは、「お母様と兼用できるもの」です。お母様の訪問着や留袖にも使え、振袖にも合うという帯がございます。その様な帯は、お嬢様が振袖の後にお召しになられる色無地や訪問着・付下などでお使いいただく事ができます。

5、着付け・写真撮影
弊社は着付けや写真撮影がセットになった商品、プランは扱っておりませんが、質の良いサービスを提供されている、美容室、スタジオをご紹介いたします。弊社より予約をさせていただく事も可能です。

振袖に必要なもの一覧はこちらをご覧ください